小説・漫画好きの感想ブログ

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NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」20話 茶々の恋 感想

 上野樹里主演NHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」を見ました。

 今週も、放送日当日に大河ドラマを見れました。
 先週は、水川あさみ演じる次女のお初の幸せな縁談と対称的に、どうやら宮沢りえ演じる茶々がいつの間にか岸谷五朗演じる豊臣秀吉に惚れてしまったフラグが立ちましたが、、今週はさらにそれがもう一段進みました。
 秀吉の再三に渡る愛の言葉に抗い続けた茶々。茶々の最終回答に傷心の秀吉は、未練を断ち切る為にと茶々への縁談をもってくる。それをいったんは受け入れた茶々であったものの、逆に自分を諦める秀吉に思わず詰め寄ってしまい、ついには自分の本心を受け入れ、逆に秀吉に告白し、ついには二人が結ばれる。
 先週の、まるで少女漫画のような茶々のツンデレ描写には、びっくりしつつも高評価を与えた自分だけに、今回の大甘な恋愛話にも高評価を与えてしまいます。
 歴史的には、この二人が結ばれることは確定路線ながら、今回の大河の初期の雰囲気では、この二人に恋愛関係が生まれようとは全く思えない流れでしたので、素直に脚本・演出の力に脱帽です。先週も書きましたが、ここまで突き抜けて恋愛に徹してくれたら、これはこれで新しい大河ドラマとしてありだと思います。
 世間的には、面白くない、つまらない、駄目駄目、失敗作と言われ続けている「江」ですが、僕的には十二分にありになってきました。
 
さーて、次はJINだ。マルモに視聴率で猛追されているらしいけれど、やっぱり個人的には南方仁さんと坂本龍馬でしょ。