布川事件再審無罪 44年ぶりの強盗殺人に無罪判決

去年だった一昨年だったかの足利事件以来の再審無罪に驚きました。
　取り調べの全面可視化、検察のあり方についても絡めて大ニュースになっています。こういう冤罪事件は今でこそ再審請求が通ってやり直しがあるようですが、、昔はそんなこともなくそのまま死刑や無期懲役になっていたのでしょうねぇ。
　

　茨城県利根町布川(ふかわ)で１９６７年、大工の男性（当時６２歳）が殺害され現金を奪われた「布川事件」で、強盗殺人罪などで無期懲役の判決が確定した桜井昌司さん（６４）と杉山卓男さん（６４）（ともに９６年仮釈放）の再審判決が２４日午後、水戸地裁土浦支部であり、神田大助裁判長は２人に対し、強盗殺人について無罪（求刑・無期懲役）を言い渡した。
　逮捕から４３年余を経た無罪判決。戦後の事件で、無期懲役か死刑が確定後に再審で無罪を言い渡されたのは、「足利事件」に続いて７件目となる。