小説・漫画好きの感想ブログ

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毎時1000トンもの原発汚染水処理粉末が開発!!

 おはようございます。
 福島第一原発のメルトダウンによる放射能漏れに対して、救世主的なとまではいいませんけれど、かなりの朗報になるアイテムが出てきました。毎時1000トンもの勢いで放射能汚染された水をほぼ100%もとに戻せる粉末だとか。
 多少高価であれ、放射能物質を封じ込めることができ、コンパクトにして処理しやすくできるならば、これは大きいです。直ちに東電には採用して欲しいですし、政府から働きかけても欲しいです。 
 特ダネですよ、これは。

原発汚染水処理能力、アレバの20倍 金沢大が粉末
毎時1000トン、東電に採用働き掛け
 金沢大学の太田富久教授らは、放射性物質を含む汚染水を効率よく浄化する粉末を開発した。研究段階の成果だが、実用化すれば1時間に1000トンの水を処理でき、東京電力福島第1原子力発電所で採用された仏アレバの処理能力の20倍に相当するという。東電などに採用を働き掛ける。
 粉末は吸着剤のゼオライトや金属の凝集作用をもつ化学物質を数種類組み合わせたもので、汚染土壌用の浄化剤を改良した。海水中の放射性物質を効率よく取り込んで沈殿する。浄化剤メーカーのクマケン工業(秋田県横手市)と共同開発した。
 放射性でないヨウ素セシウムストロンチウムを1〜10PPM(PPMは100万分の1)の濃度に溶かした水で実験したところ、ほぼ100%除去できた。放射性物質の場合でも処理機能に違いはないとしている。
 太田教授らはすでに大規模な処理システムを設計済みで、政府や東電に設置を提案していく。