小説・漫画好きの感想ブログ

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菅首相 サミットで「太陽光コスト6分の1に」提言 

オール電化や太陽光発電を推進している身としては、平時ならこれは大いなる援護射撃といって手放しで喜ぶべきところなんだろうけれど、、現実問題としては、ことはそう簡単にいかないのを知っているだけにちょっと複雑。
 太陽光発電は、このあとより効率アップをはかり、集光型などに移行していくし、皮膜型のものも今とは違う形で世の中に汎用的に広がっていくだろうとは思うけれど、、コストを6分の1にというのは、かなりのブレイクスルーと日常的な大量生産があって初めてなりたつようなものでしょう。
 そのうちに、車の上部や、一般家屋に限らず屋根という屋根は太陽光で覆われる形になっていくんだろうけれど、それでもやはりかなりの事がないとそこまで簡単には進まないですよ。しかもあと10年たらずだなんて。
 なにごとも否定から入るのはよくないことで、ひょっとしたら出来ると思ったら、今以上に予算や人員や英知を凝縮して一点集中すれば、万が一ということもあるのですけれど、今はこの発言が軽すぎてかえって反撥がでないかが逆に少し心配です。
 節電とワンセットでこういう太陽光をふくめて自然エネルギーが大量に生まれるのが日本にとっては唯一無二のいい方向ではあるので、頑張っていって欲しい分野ですけれど。
 とりあえず、太陽光の補助金を増やすところから地道に拡大への道筋を頼みます。

太陽光コスト6分の1に=仏サミットで表明へ―菅首相
 菅直人首相は22日、仏ドービル・サミット(主要国首脳会議)で、太陽光発電の普及など再生可能なエネルギーの拡大に向けて技術開発を進める「サンライズ計画」を表明する意向を固めた。東京電力福島第1原発事故を受け、今後の日本のエネルギー政策の道筋を示すのが狙い。具体的には太陽光発電のコストを2020年に現在の3分の1に、30年に6分の1に低減させることを打ち出す方向だ。
 首相は先の記者会見で、全電源に占める原子力発電の比率を30年までに50%程度としたエネルギー基本計画を白紙で見直す考えを示している。サミットでは、原子力の安全性を高めた上で、引き続き基幹エネルギーとしていく方針を表明する一方、(1)太陽光、風力、バイオマスなど再生可能な自然エネルギー(2)省エネルギー社会の実現―を新たな柱に加える意向を示す。 

 あ。でも、こういうのも進んでいって標準化していくと、そちらの加速も速くなるかな。

丸紅が、太陽光発電装置を備えた「節電マンション」の本格販売に乗り出すことが21日分かった。東京電力管内での電力不足が長期化する事態に備え、政府が掲げる15%の節電目標にも対応する。