小説・漫画好きの感想ブログ

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「実践 仕事がはかどる新整理術」 日経ビジネスアソシエ別冊 感想 

 掃除が苦手、整理整頓が苦手。
 日常生活能力皆無、できることは夢を語ることと、契約を取ってくること。
 そういう人間ですから、たまにこういうものを買ってきては一念発起して片付けを始めることになります。 
 そうはいっても、システムを組んだり、仕組みを作ったりこと、それ自体は嫌いでないんですよ。綺麗に整頓されている状態というのは嫌いではないですから。それが証拠に、会社のシステムの大半は自分が考案、プログラムして、書式も作ったりするんだけれど、、、、けれど、これがどうにも融通がきかないというか凝りすぎるのでかえって使いづらいというか、皆がやりにくいものになってしまったりするというのも確かなので、、、たまにこういうのを読んで、より良い、皆がやりやすい、定着しやすいシステムを探ったりするわけです。
 で、この本そのものですが、評価としてはなかなか良かったです。
 というのも、一つの方式がすべて、これが絶対に正しいやり方、という事をせずに、いろいろな整理整頓術や机をかたづける方法が列挙されているので、色々読んだ上で自分にあった方法を選べるからです。
 たとえば、この中には、「整理整頓はするな、検索機能だけでいい」という超整理術っぽい方法もあれば、とにかく物をもたない/何ももたない方法もあれば、デジタル化して徹底的に紙の書類・メモを残さない方法もある。かと思うと片付けのセオリーである書類のたておきにあえて逆らう保存資料の横置き方法のすすめとか、片付けが楽しくなる文具の一覧などもあったりして、楽しんで読めましたし、いろいろなヒントがありました。
 結果、自分の机の片付けもだいぶ進みましたし、手帳はとりあえず最小のB7版、週刊少年ジャンプの四分の一のポケットサイズ(文庫本よりまだまだ小さいサイズ)に変わりました。しばらくはこれで様子をみようと思います。