小説・漫画好きの感想ブログ

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東電清水正孝社長 企業年金削減する気はありません 関西電力との温度差ありすぎる

 こんばんは。
 ただいま戻りました。明日の太陽光発電の工事準備があるので、今日はレスなどぽちぽちとつけてそこで終了、、、の気配です。ちょっとレスが溜まりすぎましたし、阪神は勝てないままだし、ちょっとアンニュイです。 
 それはさておき、東京電力の清水社長、会見で企業年金削減の意志はありませんと発言したそうですが、、、わざとって事はないですよね?
 東京電力は、福島第一原発の放射能漏れ事故で本来なら倒産していてもおかしくない企業です。
普通、会社が破綻して倒産してしまえば年金なんてなくなるのが普通です。しかも東電の場合には、彼らの失敗による部分も置くその人災の結果、福島周辺はもちろん周辺の農業・漁業関係者の仕事を奪い、住むところを失わせ、何千万という二重ローンを負担させる状況下にあり、精神状態も悪くして、日本の景気を悪化させているのに、言うに事欠いて「社員の老後の人生設計そのものに直結するので」減額の予定は今のところない、とは。
 もう呆れ返ってあいた口がふさがりません。
 社員の老後の安穏な生活のためには、、、周辺の避難住民に迷惑をかけたことも気にせず、漁業・農業従事者の生活を破壊したことは気にせず、海洋生物にも多大な影響を与えたことも気にせず、海外の日本に対する印象を非常に悪くしたことも無視し、二重ローンを抱えさせることもいとわず、国の支援は当然の如く受け、関西電力をはじめ他の電力会社に巨額の資金援助をさせ、銀行からの巨大融資もすべてただにさせ、なおかつ電気料金の値上げという形でお金を吸い上げ、それでも「社員の老後の生活」が狂うとだめなので、年金は減らしません、、、とは、よくも言えたもんです。
 東電の企業年金額は、月額40万円です。つまり、年間480万円です。仮に10年として、東電社員は退職金とは別に、退職後に4800万円を今まで通りに支給しますよ、と東京電力は宣言したわけです。これだけのことをした後に、です。
 もうね、これは怒るとか呆れるとかいうレベルの問題ではないですよ。
 彼らに、同じ人間としての感情があるとは思えなくなってきました。
 
 別に僕は何がなんでも東電憎し、東電潰すべきなんていうことをいう気はありません。今までのブログの論調を見ていただければおわかりの通り、たたくのは辞めて、とりあえず事態の収拾と解決をはかるべきだと言ってきました。だから、なんでもかんでも東電批判というのは避けてきました。今日の昼間に、東京電力福島第一原発で作業員が死亡したというニュースを聞いても、内容を読む限りでは、これは原発とはまったくべつものの話で、被曝による死でもなんでもないと思うからスルーしておきました。
 けれど、昨日の、東京23区内は計画停電の対象から外すというような、またまた不公平感を煽るような発表と、今回のこの清水社長の発表には本当に腹がたつを通り越して、もう何を言っていいのやら、いっそ完全に公的企業に切り替えて資産も何もかも没収すべきではないかと思うくらいの気持ちになっています。
 ハッキリいって東京電力の対応ややり方は、クズというと言い過ぎかもしれませんが、まともな企業倫理は全く持ち合わせていない非人間的な企業、組織であるように思います。今おつきあいのある関西電力とはあまりにも違いすぎます。
 同じ電力会社でこうも違うものかと思います。
 皆さん、本当に腹が立ちませんか?