神奈川茶葉から放射性物質セシウム 福島第一原発一号機・水がない?

　仕事に行ってきます。　
　今日は準備日で工事そのものはないのですが、今日も雨が降っているので色々日程調整が大変そうです。さて。神奈川県の足柄方面の茶葉から放射性物質のセシウムが発見されたことで大きな波紋が広がっています。福島から東京を飛び越して神奈川で発見されたことで東京は大丈夫なのか? 避難しなくていいのか、という議論がまた再燃しているようですし、隣の静岡のお茶を心配する声がかなり高いです。
　まぁ、とりあえず出荷は停止、回収となっているようですから、いたずらに騒がずに実際問題どうなっているのか、他の農作物はどうなのかの検査をしっかりと行って駄目なものは駄目として、全部禁止とか乱暴な話にしないように注意すべきでしょう。
　日本タバコ、JTがタバコの銘柄のいくつかを廃止したように現実的に対応していけばいいと思います。無理なものは無理で仕方がないから他の地方なり輸入なりで代替して、大丈夫なものはきちんと風評被害が出ないように対処してあげて欲しいです。
　
　それに、ニュースというなら、むしろ福島第一原発一号機の水棺化について、水位が思っていた以上にたまっていなかったというニュースのほうが僕は大問題だと思います。福島第一原発については、意図的な情報操作なのか隠蔽なのかと疑われてしまうくらい、数値の読み間違いや機器の数値エラー、誤作動、が多すぎます。東京電力のチェック体制があまりにまずいのか、新しい機材の提供が足りていないのか。しかし原子炉圧力容器内に水がほとんどない、周囲の格納容器の中にもどれくらいかわからないとなると、毎時6トンから10トンいれていたとされる水はどこに流れていたのでしょうか。こういうのにこそもっと資金を使ってもいいから早期に事態収拾につとめて欲しいです。