小説・漫画好きの感想ブログ

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放射線量 表土入れ替えで9割軽減が確認 

こんばんは。
 ちょっと勉強していたら、こんな時間です。時間というのは、あっという間にたつものです。さて。以下のようなニュースが出てきましたが、緊急避難的には、これくらい放射線量が削減するのなら(また、別の地区や小学校などで削り取った表土の移設や集中を受け入れない自治体が多いのであれば)、これはこれで緊急避難的措置はやっていいと思います。今日の福島第一原発一号機の原子炉建屋内作業のために二重扉を開放したのと同様で、それで一時的に放射能物質が再び空中に一定量出るとしても原発の水棺化など事態の収束のために必要であれば、ゼロレベルでのリスク回避や被害なき解決が無理な以上、やむを得ない措置として対策してもよいと思います。
 ただ、この表土の入れ替えをすれば、より深い土壌への放射性物質の浸透という事態を招くのと、今後何かの行事で深く穴を掘るたびに放射線量が上がることを覚悟しなければならないことだけは忘れないように、留意しないといけないですね。
 もともとの年間暫定基準値が、やや高めとはいいながら、もともとが一応は一年間浴びてもギリギリ大丈夫な量とされていることを考えれば(むろんもっと少ない方がいいのは当然として)、こうして9割削減できれば、単純計算だと10年は大丈夫だし、量的な減少による放射線の悪影響はさらに落ちるので、子供を遊ばせても大丈夫なレベルまでは基準地的には大丈夫になるから、これは緊急避難的にやってもいいかも知れません。
 ただ、作業をする時にはどうしても、空気中に放射性物質が舞うから、作業としては夏休みとか、或は各学校で一週間ほど作業後は学校を休みにするなどのケアはしたほうがいいでしょうね。

放射線量 表土入れ替えで10分の1に…福島の園庭
 東京電力福島第1原発事故で、通常より高い放射線量が福島県内の校庭などから検出されたことを受け、文部科学省などは8日、福島市で、表土と下層の土を入れ替える方法でどの程度放射線量が低減するかの調査を行った。入れ替え後の表土の放射線量は10分の1以下に低下し、一定の効果が確認された。
 福島大付属幼稚園で行われた調査には、独立行政法人日本原子力研究開発機構の職員約20人が参加。園庭に約80センチ四方の二つの穴を約50センチまで掘り、一つの穴から別の穴に、表土を下の方に、底の土は表面に入れ替えるように移した。入れ替え前の表土の放射線量は毎時2.3〜2.1マイクロシーベルトだったのに対し、入れ替え後の表面は同0.2マイクロシーベルトまで低下した。