小説・漫画好きの感想ブログ

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母乳から微量放射性物質の続報 基準を遥かに下回る 

こんばんは、おはようございます。 
 録画していたフィギュアスケート女子で安藤美姫が優勝というのを知り、「今夜も生でさだまさし」を見たあとウトウトしていたらメール着信で起きました。こんな時間に何のメール? と思ったら、先月20日に大きな話題となった、母乳から放射性ヨウ素131や放射性セシウムなどの放射性物質が微量ながらも出たというニュースの続報でした。
 暫定基準値としては、そもそもが1kgあたり100ベクレル程度が基準値とされていたので、実はあの当時でも最大36ベクレルということで、十分に基準値以下でしたが、やはりお子さんの健康や赤ちゃんの健康被害に関わる問題なので注目はしていましたが、その後の続報が来ました。
 結果は以下の通りで、当時からすると10分の1以下に減少したということです。つまりは、福島第一原発の水蒸気爆発などのときに放射能漏れした(というか放出された)放射性物質はあらかた地表に落ちたということのようです。暫定基準の高い低いに関わらず、これが増えていたり同じくらいの濃度のまま維持していたら問題でしたが、一応は空気中への放出や漏洩はなくなっていると判断できる材料が出たというのは少しよいニュースです。
 (もちろん、全くないのが一番で、悪い中でまだましという話ですが)
 いわき市の給食問題もそうですが、今、出来る中で、とりうる中で少しでもベターな判断、作戦を取るしかないのが現実ですから、いい面を見ていくとそうなります。

 厚生労働省は30日、福島、茨城など1都4県の女性23人の母乳を検査した結果、うち7人から微量の放射性物質を検出したと発表した。母乳に含まれる放射性物質の安全基準はないが、粉ミルクなど牛乳・乳製品の暫定規制値を大きく下回っており、同省は「乳児への健康への影響はない」としている。
 検査結果によると、3月11〜14日に福島第1原発の30キロ圏内で生活していた福島県いわき市の女性の母乳から、1キログラム当たり3.5ベクレルの放射性ヨウ素と、2.4ベクレルの放射性セシウムを検出。ほかにも茨城県の5人、千葉市の1人から2.2〜8.0ベクレルの放射性ヨウ素を検出した。
 厚労省によると、牛乳・乳製品の暫定規制値は、放射性ヨウ素が1キログラム当たり100ベクレル、放射性セシウムが同200ベクレルとなっている。

ちなみに、4月20日の記事がこちら

福島第1原発事故で水道水や農作物から放射性物質が検出された問題を受け、市民団体「母乳調査・母子支援ネットワーク」(村上喜久子代表)は20日、福島市内で記者会見し、福島など4県の女性9人の母乳検査で、茨城、千葉両県の4人から1キロ当たり最大36.3ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。