サラ金の武富士が外国資本(韓国A&P)に買収される。

　おはようございます。
　昨日から気になっていたニュースです。新聞では大手消費者金融なんて書き方をしますが、要はサラ金の武富士が韓国の会社に買収されたという話です。車の日産も買収されているし、保険なんかも外資はどんどんと入っているし、別に海外資本が日本の企業を買収すること自体は別に資本主義の流れからすると心情は別にしてありです。また韓国企業だからダメということもありません(そんなことを言い出したら、ロッテなんか真っ先にダメになります)。ただ、サラ金という、いわばグレーゾーンのお仕事だったりするところが海外資本に買収されて、要は海外資本が日本国内のグレーゾーンに大いに力を発揮するような状況はなんだか心情的にというよりは国益としていかがなものかと思ってしまいます。
　まぁ、オイルマネーや海外投資家と呼ばれる方々のファンドマネーなんかの市場介入のほうがダメージは大きいのですけれどね。

韓国の消費者金融大手Ａ＆Ｐ、武富士を買収
　会社更生手続き中の消費者金融・武富士の管財人は２８日、同社の事業を引き継ぐ支援企業として、韓国の消費者金融大手Ａ＆Ｐファイナンシャルと契約を結んだと発表した。
　韓国企業が日本の消費者金融を買収したのは初めてだ。買収金額は非公表だが、数百億円とみられる。
　Ａ＆Ｐは韓国内で「ラッシュ・アンド・キャッシュ」というブランド名で事業を展開しており、グループの貸付金残高は２兆８００億ウォン（約１５６０億円）。今回の買収を機に、日本での消費者金融に本格参入することになる。