小説・漫画好きの感想ブログ

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「1分間ドラッカー 最高の成果を生み出す77の法則」 西村克己著 感想

 本年98冊目の紹介本です。
 経営に携わる人間で、この人の本を読んだことがない人はいないだろうといわれるドラッカー。そのエッセンスを、1分間の隙間隙間で学んで行こうというずいぶんと欲張りな本。薄いし小さいし、ドラッカーの入門書にはいいと思うんだけれど、ちょっと雑かなぁ、と思います。
 以下の8章構成です。

第1章 「仕事」の最大効率を知る言葉
第2章 「自分」の最強能力が高まる言葉
第3章 「人」の最善活用ができる言葉
第4章 「変化」に最速適応をする言葉
第5章 「学び」を最高水準に保つ言葉
第6章 「組織」に最適形態を導く言葉
第7章 「創造」の最前線をになう言葉
第8章 「意思」の最終決定を誤らない言葉


 ただ、P・F・ドラッカーといえば、今は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」略して「もしドラ」がバカ売れしたおかげで、いっちょ読んでみようかなという人も多いことだし、そういう意味ではこちらの方が手っ取り早く手に取りやすい本だなとも思います。
 なんせ、あちらは、AKB48峯岸みなみが主人公のモデルということで変な話題になっちゃいましたし、「さすがに表紙が表紙でラノベ風なもので、中年以上のオジさんにはさすがに手に取りにくいですしね。とはいっても、「もしドラ」のほうは、NHKでのアニメ化に引き続いて、前田敦子主演で実写映画化も決まったというし、、、ドラッカーさんがこのニュースを聞いたらどんな顔をされただろうなぁ、、と思わずにはいられません。

1分間ドラッカー 最高の成果を生み出す77の原則

1分間ドラッカー 最高の成果を生み出す77の原則