祝映画化 「テルマエ・ロマエ」3巻 ヤマザキマリ著 感想
テルマエ・ロマエ最新刊。
ルシウス役を阿部寛、オリジナルキャラを上戸彩主演で実写映画化となります。
今作も、いつも以上にパワフルかつおかしみとお風呂への愛に溢れた、古代ローマと現在日本をまたいだお風呂漫画が展開されます。
お風呂、浴室ネタという縛りがある漫画だけに、第三巻ともなると、さすがにもうネタ切れするんじゃないのか、パワーダウンするんじゃないか、そんな一抹の不安を覚えつつ読み始めたんですが、十二分に面白かったです。「聖☆おにいさん」もそうですが、いくら縛りがあろうとも、それをうまく生かして面白くするのは観察眼の鋭さと、物語の作り手のイマジネーション次第なんだなということがとてもよく分かりました。
まだまだこの漫画のブームは続きそうです。
しっかし、表紙のラオコーンはインパクト大きすぎです。どはまりで思わず吹き出しそうになってしまいました。
- 作者: ヤマザキマリ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: ペーパーバック
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