小説・漫画好きの感想ブログ

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押尾学被告薬物事件、控訴審も敗訴 実刑判決

震災のニュースの前にはどうでもいいニュースながら、変な判決にならずに良かったです。いつもながらに思うんですが、麻薬・ドラッグなどの薬物犯罪についてはもっともっと罪を重くしてもいいんではないでしょうか。売春なども含めて「被害者なき犯罪」という言い方で擁護する人たちも一部いますが、その人の周囲の人物や家族関係の崩壊など大いに被害者を作る犯罪ですし、医学的に更正がきわめて困難という事実も考え合わせると強盗罪以上殺人未満程度の重罪にしてもおかしくないと思います。
 もう一人の薬物事件の酒井法子は中国北京空港で先日芸能界復帰について示唆していたけれど、それがあっさり通るとすればそれもまた問題だしね。のりピーは結構好きなアイドルだっただけに複雑だけれど、重大犯罪でも復活できる制度はどうだろうと思ってしまいますね。

 合成麻薬MDMAを一緒に使用して容体が悪化した女性を放置したとして、一審裁判員裁判で保護責任者遺棄罪で懲役2年6月の実刑とされた元俳優押尾学被告(32)の控訴審判決が18日、東京高裁であった。出田孝一裁判長は「芸能人の地位を失いたくないという自己保身のためで、酌量の余地はない」とし、弁護側控訴を棄却した。
 一審東京地裁は検察側主張の遺棄致死罪の成立を認めず、遺棄罪が成立すると判断。検察側は控訴しなかった。弁護側は遺棄罪などについて無罪を主張したが、出田裁判長は一審と同様に罪が成立するとして退けた。
 その上で、「速やかに119番していれば救命できた可能性があり、保護しなかった責任は重い。女性の死亡後にさまざまな証拠隠滅工作をしており卑劣だ」と批判した。