小説・漫画好きの感想ブログ

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宮城・気仙沼の老舗酒蔵「角星」から、復興酒「船尾灯」出荷・注文してみました

短い記事ですが、東日本大震災で津波の大被害にあった東北各県の支援として、どんどん東北の飲食物や特産物を購入していくのも立派な貢献活動だと思います。是非お花見のおともに。
 かくいう自分自身も購入させていただこうと思って早速サイトを見にいきましたが、まだ掲載されておらず。お店に電話確認いたしましたところ、本日中には下記サイトでネット販売でも販売を開始するようです(自分は流れでその場で注文できちゃいましたけれど、基本的には迷惑になるといけないのでネット注文のほうがいいでしょうね)。電話で受け答えてくれた人もとても丁寧で感じのよい方でしたよ。「わざわざそんな遠いところから」なんて仰ってくださいました。当たり前のことなんですけれどね。
 25日以降に到着するということでしたので、またその時には味のレポートもしたいと思います。
 

被災地、希望の灯火に 宮城・気仙沼の老舗酒蔵が「復興酒」出荷へ
 大津波が襲った宮城県気仙沼市の老舗酒蔵「角星(かくぼし)」で、からくも被害を免れた熟成タンクの日本酒が完成した。「これからもこの地で生きる人たちの希望の光になりたい」。斎藤嘉一郎社長(53)は、復興に向けた第一歩としてこの酒の出荷を決め、酒に「船尾灯(ともしび)」と名付けた。(八木択真)
 斎藤さんが生まれ育った港町は、あの日を境に一変した。押し流された貯蔵タンクから漏れた重油で、気仙沼湾は火に包まれ、今も焼けこげた漁船が波に揺れる。港近くの創業地に建つ築80年の蔵づくりの販売所も流され、かろうじて原形をとどめた2階部分だけが、大量のがれきとともに近くに残されていた。
 「『天災だ』とあきらめるしかないのは百も承知ですが…。今でも夢を見てるような気がする」。市内では約700人が遺体で発見され、1400人以上が行方不明のままだ。
 港から数百メートル離れた同社の醸造所は、寸前まで津波が迫ったが、仕込みタンクの中にあった熟成中のもろみ6千リットルは、奇跡的に無事だった。ただ、繊細な温度管理に必要な電気が途絶え、廃棄処分も覚悟した。だが街が落ちつきを取り戻すにつれて、取引先から出荷を求める声が上がった。
 「やれるだけやってみよう」。斎藤さんは建設現場用の発電機を調達し、地震の被害を免れた従業員とともに温度管理を再開。厳しい冷え込みが逆に幸いし、なんとか品質を保った。予定より10日遅れで絞った酒はやや辛口になったが、予想以上の出来だった。

 酒蔵・角星のホームページ→ http://www.kakuboshi.co.jp/
 オンライン購入のページ → http://kakuboshi.shop-pro.jp/