小説・漫画好きの感想ブログ

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福島第一原発 1・号機は汚染濃度上昇・3号機は温度上昇と一進一退

 おはようございます。
 福島第一原子力発電所は相変わらず一進一退で、被災地や近隣の方々のことを思えば不憫でなりません。
 昨日は、1号機、2号機の地下水の放射性物質濃度、ヨウ素の濃度が10倍に上がったというデータが出てきました。素人考えですが、どうやら溶け出した燃料棒が粒子状になって沈殿しているのではないかというような気が致します。 
 また3号機では温度が80度上がるという異常事態が起きているようです。
 人間というのはおそろしいもので、一番最初は1マイクロシーベルトなんていう人体に影響どころか自然界でもありえるレベルの放射線量でも大騒ぎしていたのに、これほどのレベルになっても、普通にテレビ・ラジオが動いているのですから、、、順応性が凄まじいというべきか麻痺も一種の防衛本能なのかとかといろいろ考えてしまいます。
 でも、現地の人にとっては、より脅威が高まったままの高止まりなわけですから、変な煽りはパニックを誘発するのでダメですが、注視して国民全体が意識を向けていること、何かできることはないかと考えていること、できることを少しでもやっていることは伝え続けなきゃいけないし、お互いにその気持ちが途切れないようにしないといけないですね。
 昨日もお伝えしたように、福島からの転校生がいじめにあったり、川崎市の福島のガレキ処理にゴミ処理場を使うなというような苦情クレームの山だったりの信じられない身勝手な人たちも出てきているようですし、多くの人はそうじゃないというメッセージはとても大事だと思います。