小説・漫画好きの感想ブログ

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大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」第12話 茶々の反乱 感想

 上野樹里主演の大河ドラマ一「江」今日はゆっくりと見れました。
 今週は、岸谷五朗演じる羽柴秀吉が、茶々(宮沢りえ)、初(水川あさみ)、江(上野樹里)の三姉妹の気をひくために、美しい晴れ着、美味しい食事、最高級の茶菓子などのプレゼント攻勢をしかける話でした。茶々は、秀吉の邪気を知って、江と一緒にハンガーストライキなどで徹底抗戦の構えを見せますが、千宗易の諌めによって、そうした意地だけの反抗を諦めて着物を着、美食を受け入れます(といっても、わずか三日だけの反抗でしたが)。
 しかし、そうした一時融和からわずか数日、秀吉のもとには徳川家康との戦の気配が濃厚になったという知らせがもたされ、さらにそれから数日後、何かをひらめいた秀吉は突然に江に結婚の知らせを持ってゆきます。。。
 さて。雑感ですが、今週は特にそうでしたが、今回の大河での秀吉は極めて腹黒い部分と本当に阿呆のようなデレデレ具合が両極端ですね。おかげで、どこにでも現れて「サル」と叫ぶ江と二人のシーンは、完璧なコメディドラマになっています。まぁ、もともとがコメディ要素の強い作品だけに違和感はないのですが、なんだかひどく大河っぽくなくてコメディドラマっぽいです。けれど、そのコメディ要素も来週からはいきなり江の結婚話に切り替わってしばらくは見れなくなりそうです。来週以降はどうなることやら。。
 あと、水川あさみさんが、ストレートにいろいろな感情を出すのがとてもかわいらしく見えますね。江が最初の頃の子供子供していただけではないキャラになっていく中で、初だけは逆に子供っぽくなった感じで見ていて微笑ましいです。あんな子が娘なら、娘をもつのも悪くないなと少しだけ思ったり。