小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

福島第二原発の街宣車男、渡辺光容疑者「目立ちたかった」

 おはようございます。
 昨日の夜に驚いた、福島原発に街宣車で突っ込んでいた男性の事件。所属や思想的なものはまだわからないものの本人は「目立ちたかった」みたいなことを言っているらしい。あきれかえるが、一番厄介だ。
 まだ3歳の田中雫ちゃんを母親の田中有維容疑者がポリ袋に入れて殺したとされる事件もそうだが、こういう異常でセンセーショナルな事件が起こると、模倣犯が必ずといっていいほど現れるからだ(加藤智大の起こした秋葉原連続殺傷事件などのように)。
 もちろん、普通に人心が乱れる、不安感が広がるという事もそうだけれど、そういのを考えると本当に頭が痛い。長引く避難所暮らしや被災地での生活でやけになった人や、ストレスがたまって一時的に錯乱した人が無茶をやりかねないからだ。それはそこにいる普通の人にもよりストレスと緊張を生んでしまうという更なる悪循環を生む。PTSDなども心配されているだけに、心のケアも少し落ち着いたら真剣に対応しないといけないだろう。

31日午後1時10分ごろ、福島県楢葉町福島第2原発で、街宣車が西門のゲートを突破し、敷地内の警備区域に侵入した。街宣車は十数分後に構内から立ち去ったが、県警が約2時間後に街宣車を運転していた男の身柄を確保。県警双葉署は1日未明、器物損壊と建造物侵入の疑いで逮捕した。
 同署によると、男は東京都新宿区歌舞伎町、無職渡辺光容疑者(25)。侵入した目的について、「目立ちたかった」という趣旨の供述をしているという。

 追記:もちろん、福島第一原発については、汚染水の除去であったり、トレンチからのくみ出しであったり、地下水への放射性物質のしみ出し、牛肉から基準値以上のセシウムが出るなど、色々解決しなければいけないことがあり、それが一番心配ではあるのだけれど。