小説・漫画好きの感想ブログ

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政府から、福島第一原発30km圏内は「自主的避難を」

枝野官房長官が福島第一原子力発電所から30km圏内の方々に自主的な避難を促進していただきたいと発表しました。高レベルでの放射線の検知や、福島第一原発第3号機の原子炉から放射能物質が漏れて、いわゆる放射能漏れを起こしているかも知れないから、避難をというのが理由ではなく、あくまでこの屋内退避地域には物資の補給や配給がいかなくて生活ができなくなる恐れがあるため、とされている。
 ただ、この発表は、疑り深い人たちからはすわ福島第一原発はメルトダウンして、もうじき核爆発があるんではないか、臨界事故が起きて放射能漏れがどんどん進んで、放射線があたりかまわず降り注いで取り返しのつかない最悪の事態、放射能汚染で東京には住めなくなる東京都民避難勧告の出る最終段階に進んだのではないかというような疑心暗鬼のパニックが生まれそうでちょっと怖いです。
 ちなみに、自主的な避難促進は、南相馬市、浪江町、川内村、飯舘村、葛尾村、広野町、楢葉町いわき市などがその対象になっている。

枝野官房長官が、福島第一原子力発電所の半径20キロから30キロの範囲の地域について、避難指示が出た場合、速やかに住民が避難できるよう地元の自治体に準備を指示したことについて、この範囲に入る市町村の多くは、これまでもすでに自主避難などを呼びかけているとして、「正式な避難指示が出た段階で対応したい」としています。
枝野官房長官は、25日午前の会見で、屋内退避の指示が出ている福島第一原発の半径20キロから30キロの範囲の地域について、必要な物資が届かず、日常生活が困難になってきているとして、住民に自主避難を促すとともに、避難指示が出たら速やかに住民が避難できるよう地元の自治体に準備を指示したことを明らかにしました。NHKが午後2時現在で、この範囲にある9つの市町村に問い合わせたところ、現在もこの地域にいる人の数は少なくとも1万339人に上っています。自治体別に見ますと、▽南相馬市が少なくともおよそ1万人、▽浪江町が100人、▽川内村が75人、▽飯舘村が65人、▽葛尾村が50人、▽広野町が49人で、▽楢葉町と▽いわき市はごく少数だとしています。また、▽田村市は把握できていないとしています。これらの市町村のほとんどは、これまでも住民への呼びかけを行ってきたことから、自主避難の呼びかけは改めて行わず、正式な避難指示が出るのを待ちたいとしています。そのうえで、避難指示が出た場合に備えて、住民を受け入れてもらえる施設の確保や移動手段の検討などを始めているということです。