小説・漫画好きの感想ブログ

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「キガタガキタ 恐怖新聞より」2巻 つのだじろう&西条真二著 感想

 本年61冊目の紹介本です。
 今日は部屋の片付けをしながら、あれこれと思案しているので、こういう時にまとめてドカッと紹介しておきます。
 
 タイトルの「恐怖新聞より」という文字からピンとくる人はくると思います。
 この作品、つのだじろうの名作「恐怖新聞」のリメイク、スピンオフ作品です。チャンピオン40周年記念漫画だそうです。
 恐怖新聞という名の未来から送られてくる新聞を読むと100日分の寿命が失われる。ただし、その新聞に書いてあることが現実にならなければ、その100日分の呪いは失われる、という懐かしい設定そのままに、本作では主人公に鬼形冥というキャラクターを配置し、今風にアレンジされた話と絵柄で描かれていて、個人的には結構楽しみにしている漫画です。
 チャンピオンって、高橋洋介の「学校会談」もそうですが、時々良質のホラー短編を発表してくれるので嬉しいです。こういう怪奇・恐怖ものは一話か二話読み切りくらいがちょうどいいです。これがジャンプとかサンデーになると長編漫画になってしまうのですが、この短さがチャンピオンらしくていいです。
 

 ところで、この二巻には「地獄門」という作品が収録されていますが、、これはある種のマニアさんには必読でないですか。というのも、妊娠したアイドル、迷路、バスツアー、七夕というタイトルだけきくと、、ハロプロファンでもない自分でも知っているモーニング娘。飯田七夕ツアーというやつではないかと想像がつきます。飯田圭織さん含め、モーニング娘。はときおりテレビでみるぶんには好きだったんですがね〜、、。時代は流れちゃいました。