小説・漫画好きの感想ブログ

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「味いちもんめ 独立編」6巻 倉田よしみ著 感想 

 本年61冊目の紹介本です。
 
 年末だったか年始だったかに、SMAPの中居正広主演でドラマになっていた「味いちもんめ」の独立編第6巻です(他に、味いちもんめ33巻、新味いちもんめ21巻があります)。
 オーナーが別にいるとはいえ、ついに一国一城の主となり、「楽庵」店主となった伊橋が活躍する料理漫画がこの「味いちもんめ 独立編」です。今回も、後輩の結婚話、職人としての自覚が足りない弟子を叱る話、先輩職人の田舎の話などなど色々盛りだくさんです。
 正直、料理そのものをメインとしたグルメ漫画というよりは、人生ドラマ、会社ドラマのようになっている最近の「味いちもんめ」ですが、個人的には、こういう会社ドラマ的な味わいの展開も嫌いではないです。
 経営者、リーダーとしてはまだまだ未熟なところのある伊橋が、苦労したり失敗したりしながらも、頑張って成長して行く姿が妙に心地いいです。

味いちもんめ 独立編 6 (BIG COMIC SUPERIOR)

味いちもんめ 独立編 6 (BIG COMIC SUPERIOR)


 追記:SMAP繋がりでの話題ですが、プロ野球開幕時期の問題でセ・リーグコミッショナーの加藤コミッショナーがSMAPを引き合いに出したらしい。蓮舫議員に、やり方を考えるよう指導されたのを受けて、3省庁訪問後の会見で「この状況下で野球を行うことを不謹慎だとは思わない」と発言し、「SMAPだって何だって、自分たちでやるんだということを昨日、言ってます」と続けた。21日に放送されたフジテレビ系「SMAP×SMAP生放送〜いま僕たちに何ができるだろう〜」でSMAPが番組を通じて東日本大震災の被災者を励ます姿に、プロ野球選手のあり方を重ねたようだった。
 同様に巨人の滝鼻卓雄オーナーも「おかみが決めることですか? 節電に協力してくれということだろう」と不快感を表した。ナベツネは例のごとくに、交流戦もやらなければいいと開き直っているらしい。。プロ野球選手会会長をやっている阪神の新井貴浩はセ・パ同時開幕を再度要望している。とのこと。
 関東とかの節電が必要なとこで無理に今開幕しなくてもいいと思う。
 明日から甲子園で始まる春のセンバツ高校野球が終わってからでもいいでしょうにね。SMAPのメンバーもこんなとこで巨人に使われるとは思っていなかったでしょう。いくら中居くんがジャイアンツ大好きでも。