小説・漫画好きの感想ブログ

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東電社長、副社長、幹部あれこれと福島第一原発の廃炉

 福島第一原発の1号機、2号機、3号機、4号機の連鎖的なトラブルで周辺住民や首都圏の人々に混乱と辛抱、農作物の風評被害を与えた東京電力
 その社長の清水正孝氏は、全く会見にも謝罪にも表れずと非難されたあとで、福島県の佐藤雄平知事への謝罪を申し出たが断られた。知事は、牛乳とほうれん草やカキナなどの出荷停止措置に対してJA幹部などを集めての会議を優先した。
 皷紀男副社長は福島県大熊町の避難所に避難中の600人の前に謝罪に訪れた。
藤本孝副社長は、計画停電は夏には当然やらないといけないと平然と言い放った。
 武藤栄副社長(原子力担当)は、枝野官房長官が福島第一原発は廃炉にという案を出したあとで記者会見では「それはまだ申し上げる時期ではない」と否定的な見解を示した。
 一方、職員たちは必死で、核燃料棒プールや、格納容器を冷やし、あふれる放射線の中で冷却作業や通電作業に当たっていた。。。。
 なんだか東京電力という組織が今回の一番の問題に見えてきました。廃炉の判断の遅さがここまで事態を悪くしているのは間違いがないですし。。事故が起こってしまったことはもうどうしようもないことだし、今は誰がどうとか足の引っ張り合いをするのではなく、現場を応援して祈るしか道はないのだけれど、スーパレスキューや自衛隊、警察、消防が頑張っているだけに、このあたりはもうキッチリと「炉を残す選択」はあきらめて前に進んで欲しいものです。
 確かに原子力発電所なくば現代日本の生活はありえないし、首都圏の計画停電はなにかのウルトラCがないかぎり半年ほどは解消されないのですが、、、ここまでの被害を考えるとこの福島第一原発に関しては廃炉作業を確実に実行すべきです。