小説・漫画好きの感想ブログ

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大阪府議会議長・自民党長田義明議員が「この地震が起こってよかった」「天の恵み」と発言

 先日、東日本大震災について「我欲による日本人への天罰」と問題発言をした石原都知事のことについて記事を書いた。あまりにひどい発言だったと思ったからだ。しかし、ここにも一人、あまりに軽率すぎる発言を行った人物がいる。
 自民党大阪府議の長田義明というのがその人物なのだが、、発言の趣旨としては地震自体を喜んでいるわけではないが、その地震の結果が、橋下府知事の提唱している事が間違いだと証明したという意味でこの地震が起きてくれて本当によかったと言った模様、、つまりは軽卒に過ぎるし、ひとなみに被災者を思いやる心にとめる気持ちがあれば決して口に出せないことを言ってしまったということで、人間性が疑われている。

大阪府議会議長「この地震が起こってよかった」
 4月1日告示の大阪府議選に立候補予定の自民党の長田義明・府議会議長が、20日の事務所開きで東日本巨大地震に触れ、「大阪にとって天の恵みと言うと言葉が悪いが、本当にこの地震が起こってよかった」と発言していたことが分かった。
 長田氏は、大阪湾岸の府咲洲(さきしま)庁舎に庁舎を全面移転させる橋下徹知事の構想に反対している。同地震で咲洲庁舎のエレベーターや壁の一部などが損傷し、橋下知事は防災拠点にふさわしいか再検証する考えを示しており、事務所開きでは、移転問題に言及して「よかった」「知事の考えが間違っていたことが示された」などと話したという。

 海沿いに庁舎を移転するのは危険だということを、今回の震災からの教訓にして今一度全員で考えたほうがいいのではないか? と言えば、何の問題発言でもないし、府民もなるほどと思ったであろうに、震災が起こってくれて良かったというのはあまりにも軽卒過ぎる。せっかく、関西全域で関東・東北を支援しようとしているのに、この一言ですべてが台無し。自民党全体がこういう意見だなんてことは全く思わないが、石原慎太郎といい彼といいちょっと弱者や被災者への配慮が全くない人物が政治の頂点にたっている現実は非常に危険な気がします。