小説・漫画好きの感想ブログ

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陸上自衛隊、福島第一原発対策に74式戦車投入

福島第一原発のために、自衛隊はいよいよ戦車を投入と聞いていったい何に使うの? と思ったら瓦礫などの処理のためだったようです。ブルドーザーと違って厚い装甲で放射線により防御力があるということと、パワー優先で選ばれた模様です。
 さすがは今朝、防衛大学の卒業式で菅首相が演説をしただけのことはあります。このあたりなんとはなしにバーターな気がしますが、国難の際、有用なものはどんどん使ってよいでしょう。74式ということは、90式戦車の一つ前の型式だと思うのですが、、、性能的にはなんの問題もないのでしょうね(この辺はミリタリーマニアじゃないので詳しくは知らないです。ひょっとしたら、90式(ちなみにきゅうまるしきと読みます)の次の、今年から配備されるとか言われる10式戦車(同じく、ひとまるしき)からすると二つ前の型式の戦車になるのかも知れません) 
 ともあれ、こうして新しい試みがなされて、一歩ずつ原子力発電所の放射能の脅威を封じ込めていけるようになったことについては、自衛隊や警察、消防隊、スーパーレスキューの人々にいくら感謝してもたりません。危険な環境の中、毎日の作業本当にご苦労様です。
 

陸上自衛隊は20日、福島第1原発の敷地内でのガレキ除去のため、74式戦車2両を投入することを決めた。車両前面に「排土板」というブルドーザーのような鉄板を付けてガレキを除く。
 戦車は、陸自の通常の施設科部隊(工兵部隊)が用いるブルドーザーとは異なり、装甲で覆われているため放射線に対する防護能力が高いと判断した。
 2両は20日夕、戦車輸送用のトレーラーに載せ静岡県御殿場市の駒門駐屯地を出発。21日朝にも福島第1原発近くに到着する予定だ。