リビア・カダフィ政権へ英米仏連合軍が軍事介入攻撃開始

　リビアのカダフィ大佐ひきいる正規軍および傭兵軍に対して、フランス軍・イギリス軍・アメリカが軍事介入を始めました。東日本大震災に対して絶対支援を表明してくれているヨーロッパやアメリカですが、それと同時進行して、地球の裏側では、新しい戦いに突入しました。
　ジャスミン革命以降の連鎖的な中東での民主化デモは、デモというよりはすでに内戦レベルにまで発展しているところも多く、日本国内が落ち着く頃にはひょっとしたら世界情勢は大きく塗り替えられているかも知れません。
　人間一人を助けるために示される世界の善意は、その強力をもってしても、一つの戦争を武力介入なしにはとめられず新しい戦争までも生み出してしまう。。人間ってのは賢いのだか頭が悪いのか、善良なのか邪悪なのか、その両方を普通に持っているのが人の心の不思議さとはいうものの、ここまで極端に出てくるものかと複雑な心境です。

　軍事介入を宣言したフランスのサルコジ大統領、今月末に来日するようですが、どうなんでしょう。軍事介入にとどまらず、リビア戦争にならないよう祈ります。