小説・漫画好きの感想ブログ

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プロ野球もサッカーも

日本ハムダルビッシュ有が、こんなときに野球をやっていいのか、と悩める心中を吐露している。今年のプロ野球界は、斎藤佑樹、沢村、楽天の新監督に星野仙一と話題が盛り沢山で、盛り上がっていたが、ここにきて3月25日に本当に開幕していいのかと迷っている。
Jリーグをひとまず先に開幕させていた全日本サッカー界も、第二節を前面延期して揺れている。3月25日のモンテネグロ戦、29日のニュージーランド戦という国際試合が東京で予定されているが、一時帰国中のザッケローニ監督自身の心中はともかく、イタリア政府がアメリカ同様の措置、すなわち自国民の渡航自粛勧告をだせば動けなくなる。

ただ、僕個人の意見をいえばプロ野球も試合ペースを落としたりデーゲームに切り替えて節電したりして(デーゲームの勝率が3割を切る阪神タイガースファンとしてはつらいが)、やればいいと思うし、サッカーも国際試合はやればいいと思う。というより、むしろやって欲しい。
いま、被災地にある人達、また出身の人達自身にはそれを心から楽しめない人達もいると思う。でも、こうしたスポーツをやっている姿を見て、日常の世界を感じたり、心が一つになる素晴らしさは他のものにはないスポーツならではの良さであり、効果だと思う。阪神淡路大震災のとき、イチローをはじめ選手ががんばろう神戸と頑張ったのは皆の復興への意識を高めてくれる一助になった。
サッカーも、今だからこそ開催することで、世界に日本はこんな状態だけどしっかり頑張っている、日本は大丈夫だ、というアピールになると思う。長友が移籍したセリアAのインテルでは、東日本大震災のあと、全員が日本に哀悼の意をあわらして喪章をつけて試合に臨んだ。
こんな時だからこそ、やりかた、チャリティなど考えながらでいいから、野球やサッカーはやって欲しいと願うが、、どうだろうか?