小説・漫画好きの感想ブログ

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宮城大地震 福島第一原発で放射能漏れの危険 避難命令発令

あまりの被害の甚大さにテレビ画面に釘付けになっています。
 十数年前の阪神・淡路大震災、あの神戸の地震を思い出して、背筋を寒くしながら見ています。ロシアやアメリカ、ペルーでも津波に備えて緊急事態宣言を出していると聞いて余計に心配です。
 そして、今のところ一番大きな懸念は、原子力発電所の放射能漏れの危険性です。ガスタンクやオイルタンクが燃えている映像でさえ恐ろしいものですが、原子力発電所にトラブルが起こると放射能漏れがあり得ますし最悪メルトダウンなんてことになると、今後数十年周辺は人が住めないこともあり得ます。
 なので、そちらにも気をまわしていたのですが、最悪なことに、さきほど(以下のニュースのさらにあと)、冷却水の水位が下がり続けており、このままでは放射能漏れが起きる可能性があるとして、周辺2kmに退避命令が出たようです。
 なんとしても、それだけは避けるべく関係省庁や組織には頑張ってほしいです。

 東京電力は11日、宮城沖地震の影響で、福島県の福島第一原発の1号機と2号機が自動制止して高温になっている原子炉の炉心を、水を循環させて冷やせない状態になっている可能性がある、と発表した。外部からの電力供給や非常用のディーゼル発電機が稼働しなかったことから、電力を使わないで水を循環させる方法などで冷却を試みているが、現在、正常に温度が下がっているか確認できない状態になっているという。温度が下がらないと、放射性物質を閉じこめている五つの壁が壊れて、外部に放射性物質が漏れ出す危険性もあるという。現時点では外部に漏れていることは確認できていないという。

 東電は、原子力災害対策特別措置法に基づく第1次緊急時態勢を発令した。これにより、福島県と、地元の大熊町、双葉町長など関係機関の関係者が、大熊町にある監視施設に集まり、原子炉の冷却状況を監視をするという。同法に基づく発令は初めて。