小説・漫画好きの感想ブログ

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「誰にも言えない」 シギサワカヤ著 感想 

 本年49冊目の紹介本です。
 シギサワカヤさんという作家さんの本で、初読みでした。
 恋愛専門の漫画雑誌「楽園」というところで活躍している方のようで、すごく艶っぽい、いっそ禍々しい感じさえある表紙に惹かれて買って読んでみました。
 中身のほうは、いたってオーソドックスな恋愛短編三本で、それぞれHシーンはありますがそれがメインではなく、表紙ほどのどこか怖い感じはなく普通のお話です。一本目は、地方と都会に離ればなれになった幼なじみ同士が、それぞれに婚約者が出来ているのに、再開した瞬間にお互いに強烈に惹かれ続けていたことに気がついてしまうお話。二本目は、女子高生と鳶のあんちゃんの話で、田舎暮らしを心底嫌がっていた女の子をあんちゃんのおおらかさが癒す話。三本目は、会社勤めの百合のお話。
 いずれも表紙ほど妖しい雰囲気はなくて、一応は禁じられた恋という縛りはありますが、わりあいとオーソドックスなお話です。 
 

誰にも言えない

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