小説・漫画好きの感想ブログ

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地球温暖化 二酸化炭素は北半球から南半球へ

こんばんは。
 ひさしぶりには電化関係者らしく、地球温暖化についての話もさせていただきますが、、下記のニュースはかなり衝撃的であると同時に「環境問題というのは、結局のところ、汚染や元凶の地域だけでなく地球全体の話になってしまうのだな」と嘆息してしまうニュースでした。
 簡単にいっちゃえば、北半球にある先進諸国が地球温暖化の原因ガスの一つである二酸化炭素をたくさん作ると、南半球にも等分に二酸化炭素は流れていき同様のダメージが地球上にいってしまうという事がわかったというのが以下の記事です。放射能汚染などと同じで、その元凶のエリアが一番ダメージが酷いのは当たり前だけれど、二酸化炭素も他のガスと同じで北半球で発生しすぎたものは南にも拡散していってしまう。ということは、本来北半球の先進諸国が原因の二酸化炭素のだしすぎの弊害は全地球規模で被ってしまうという訳です。なんだか余りに申し訳ない話です。
 熊本の新燃岳の噴火で、火山灰が宮崎にダメージを与えている、あんな感じで北半球で起こったことが南半球にもダメージを与え、当然のことながら地球全体の異常気象を引き起こしている。これはちょっと考えないといけないですね。

北半球で発生した高濃度の二酸化炭素(CO2)が、上空を経由して南半球に大量に流れ込んでいることを、気象研究所と国立環境研究所の共同チームが初めて確かめた。その量は推定約7億トン(炭素換算)で、南半球全体の排出量を大きく上回る。北半球中心の地球温暖化対策を、地球全体で考えるべきだとしている。4月にオーストリアで開かれる欧州地球科学連合学会で発表する。
 人間が排出するCO2は年間約72億トン。海や森林が約32億トンを吸収し、残る40億トンは大気中に蓄積される。
 CO2の95%は北半球が排出しているにもかかわらず、大気中の濃度測定から推定される年間蓄積量は、南北半球ともに約20億トン。北半球から南半球へCO2が流入している。