小説・漫画好きの感想ブログ

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大相撲 春場所中止は妥当

 今日お客さんのところで出た話題の一つがこれでした。春場所というのはいわゆる大阪場所のことですから、こちら関西では他の場所以上に話題になるのは当然といえば当然なのですが、正直、皆さんあきれかえっておられますね。
 中には真面目な力士さんもいるのでしょうし、稀勢の里の横綱白鵬への二連勝などを見ていると相撲もなかなか面白いなと思えるのですが、今回の八百長発覚はあまりにも痛すぎますし、この状態では国技として認めるべきではない、少なくとも公益法人の資格は取り上げなくてはならない、というのが衆目の意見でしょう。
 確かに、前述したように真面目な方もいるのでしょうけれど、ここまで証拠も出てしまうともう言い逃れが出来ないし、さすがにあらゆる面で優遇していくのは難しいでしょうし、理解が得られないでしょうね。長い長い伝統、それこそ「たいまのけはや」の時代からすると千年以上続く歴史あるものですが、少なくとも今の形で存続させていくには大いに禊がいるでしょう。
 ただ、神事という側面からすれば、巡業はなくしたとしても、これほどの大きなお金の動く仕組みは捨てても、その部分だけは残さないと、それはそれで文化的な破壊になるのでそのあたりだけはある程度の理解を得られるようにもっていくのはありだと思います。