小説・漫画好きの感想ブログ

小説・漫画好きの感想ブログ

村上春樹「雑文集」発売決定 

村上春樹さんの新作、といっても小説でないのが残念ですが、が出ます。
 今月の月末の31日発売だそうで、イスラエルでのスピーチも入ったこの本は、とても楽しみです。
 「ノルウェイの森」の映画には正直がっかりでしたけれど、「神のこどもたちはみな踊る」の映画はそこそこよくできているという話だし、そちらも楽しみです。
 来月の頭には、栗本薫さんの遺稿のグイン・サーガ外伝の「ヒプノスの回廊」も発売日が決定したみたいだし、個人的には嬉しいラッシュです。

1月31日発売で、待望の『村上春樹 雑文集』が刊行されます。収録した「雑文」は、この30年間に書かれた69編。1979年の「群像新人文学賞」の受賞の言葉から、2009年エルサレム賞「壁と卵」のスピーチ、音楽エッセイや翻訳をめぐる話、軽妙な人物エッセイまで、皆さんも私たち編集者もこれまで読んだことのないさまざまな文章が登場します。そのうえ、全編に春樹さんが書下ろしですごく楽しいイントロ(紹介文)を書いてくれました。69編の絶妙な配列とエッセイの味わい――みなさんも思わず、「こんな春樹さん、読んだことない!」と声を上げることでしょう。