小説・漫画好きの感想ブログ

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『鉄腕バーディー EVORUTION」6巻 ゆうきまさみ著 感想 

 鉄腕バーディーの第二部(ヤングサンデーに移籍後)の第六巻です。
 いよいよ、バーディーと千川が、クリステル・ラビと邂逅致しました。といっても、バーディーが直接接触して名乗りあうというような状況ではなく、気づいたといった所ですが、20巻近くになってようやく最初からの目的であった本命と接触できました。
 ただ、このあとがまだまだ長そうです。
 記憶転写の技術がある程度実証できたということで、アルタ帝國の末裔が王をアンドロイドの身体に意識を移植して再興を果たそうと動き始めましたし、バーディーと接触したゴメスは自分たちの惑星間帝國の異星人たちはどこからきたものなのか、彼らの世界で神の声を代弁している奥の院と呼ばれる組織への疑惑も出てきました、またラビの本性というか考えていることにもどうやら裏があるような話になってきたので、まだまだかかりそうです。
 でも、せっかく広げた大風呂敷だし、地球と宇宙人との公式のファーストコンタクトをどう描くのかも楽しみなので、急がずゆっくりとでいいので満足のいく作品に仕上げていってもらいたいですね。

 この6巻は、通常版と特別版があって、特別版のほうには、ゆうきまさみのデビュー30周年の小冊子がついてきます。そちらには、昔の「バーディー」、「究極超人あ〜る」、『パトレイバー」「じゃじゃ馬グルーミング」などの設定やイラスト集などがついています。こちらもなかなかよさげだったので、今回は特別版のほうを買いました。

鉄腕バーディーEVOLUTION 6 (ビッグ コミックス)

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