今年のゴールデングラブ賞は?だらけではないか?

今年のゴールデングラブ賞は、なんだかおかしくないだろうか。　
　せっかく日本シリーズが中日とロッテのおかげで終盤盛り上がりを見せたというのに、こういうのはちょっといただけないなぁと思う。どういうことかといえば、下の記事の内容がまず一点。
　これを読むと阪神のブラゼルがあれだけホームランを打って大活躍したのに選ばれないということが気になりますよね。どう見ても、貰ってもよいものだと思う。もちろん、守備重視だけれども、一応大活躍していることが前提の賞だし、去年までは該当者なしなんてなかったわけで、よほど御粗末な守備とかでないなら６球団の中で一番活躍したメンバーが貰えばいいと思う。確かに、中日との最終戦間近の暴投はファンにも強烈な悪夢を見せてくれてはいたが、活躍はあまりあるものだったはず。
　でも、僕がおかしいというのはこのことではない。

プロ野球の「三井ゴールデングラブ賞」が発表され、セ・リーグは投手“３冠”の広島・前田健太、阪神・城島健司らが受賞した。城島は捕手で史上初のセ・パ両リーグ受賞。また、セ・リーグの一塁手は史上初の「該当者なし」となった。
　セ・リーグは、リーグ６年ぶりの沢村賞に輝いた広島・前田健が初受賞。捕手ではダイエー〜ソフトバンク時代にパで７回受賞している阪神の城島がセで初受賞となり、捕手では史上初のセ・パ両リーグでの受賞となった。また、一塁手は阪神のブラゼルが８６票を集めたが、史上初の「該当者なし」という結果に終わった。

　僕がおかしいと思うのは、セ・リーグの顔ぶれだ。
　広島は、前田健太投手を筆頭に廣瀬・赤松・梵の４人、阪神タイガースは平野と城島の２人、ヤクルトは青木・宮本の２人。つまりこれで全員。中日、巨人、横浜の選手は誰ももらえていないのだ。横浜は最下位だしまぁわからないでもない、けれど、中日ドラゴンズは首位チームですよ、一応は今年のセ・リーグの覇者ですよ、それが0というのはちょっといただけない。中日とかってそんなにエラーがひどいチーム??
　僕は阪神タイガースファンだけれど、やっぱこれは健全ではないような気がするんですが、どうだろうか?
もちろん、パ・リーグのように全チームが綺麗に山分けになればいいというわけではない。それはあまりに談合ぽくてそれはそれで嫌だ。しかし、首位チーム、二位チームから誰も選ばれないというのは些か偏りがあるように思うのだがどうだろうか。