「木曜日のフルット」 石黒正数著 感想
猫主人公のギャグ漫画です。
「それでも町は廻っている」の著者の作品で、週刊少年チャンピオンで連載中です。全然知りませんでしたし、「それ町」とはずいぶんとタッチが違うので、気づきもしませんでした。
全作品が2ページずつということなので、コミックス一冊分がたまるのに一年半ほどかかるようで、次に出る頃にはまた忘れていそうなくらいの刊行ペースです。
内容、ノーマルなギャグ漫画で、半ノラ猫のフルットと、半飼い主の鯨井さんが主人公で、そのあたりの猫や鯨井さんの後輩の整体師さんなどが繰り広げるドタバタ&ほのぼの系です。どこか懐かしい感じのギャグ漫画で、二十年くらい前の作品と言われてもすんなり受け入れられるようなタイプの作品です。いい意味で癖のない、ウェハースみたいな軽い作品です。
フルットがなかなかに可愛くて、ひょっとしたらブレイクするかも知れません。
- 作者: 石黒正数
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2010/10/08
- メディア: コミック
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