吉野家 牛キムチクッパ

　吉野家の牛キムチクッパというのを食べてみた。
　なんでも吉野家は、今まで守勢というか防戦一方だったのが、少し前に発売した牛鍋丼がえらく評判で売り上げも集客も一気にのばしているとかで、このキムチクッパはさらにそれを押し進めるものだとかいう評判だったからだ。
　基本的に、僕は牛丼に関しては吉野家を100%支持している。
　世間的には文句を言われまくりの吉野家だが、牛丼の味に関して言えば、やはり、松屋、すき家、なか卯より吉野家のほうが美味しいと思うし、幸いにしてというか自分が行く界隈の吉野家はリニューアルしてきれいになった店舗ばかりだし、肉の量も悪くない状態だからだ。
　もちろん、これはこと牛丼だけに限っての話で、親子丼ならばなか卯に行くし、生姜焼き定食とかなら絶対に松屋だし、、、強いて言えば一番いかないのはすき家かなあ。特に食べたいものが見当たらないので、、、。
　まあそれはさておき、話戻してそういうことなので、吉野家の再建をかけての刺客であるところの、牛キムチクッパを食べてきたのですが、、、、、、結論からいうと「これは食い物か? あまりにひどくないか?」という出来でした。　
　うーん、残念を通り越して、悲しくなる出来具合でした。
　これ、試食とか社内トライアルパスしたんだよね? という出来です。
　キムチと牛肉があって、それがごはんの上に、うすーいだしでしゃばしゃばにかかっているというただそれだけ。何の捻りも、他の具材もありません。牛肉、キムチ、がきわめて少なくうすーい状態で入っているだけだし、キムチには深みというものがまったくありません。なので、なんていうんでしょうねぇ、、、囚人食ですかというくらい、さみしくて、えさっぽい食べ物になっています。280円という値段はまあいいでしょう。この値段だから大したものが出てこなくても仕方がありません。でもね、でもね、これはいかんですよ。主力メニューにいれることはおろか、賄いで作ったら失敗しちゃったよみたいな代物でお金をとってはいけません。
　んーーーーーー、いくら吉野家の擁護派でもこれはシャレになりません。

　ということで、今日は家で美味しい丼ものを作ろうということで仕事帰りに食材を買ってきました。イベリコ豚のトンカツ(さすがにこれは出来合いです。一人暮らしでは天ぷらとか油ものはさすがにね。。。)に、烏骨鶏の卵、そしてこないだ買ってきた今年の新米コシヒカリ。これで美味しいカツ丼を作ろうっていうもくろみです。果たして美味しくできあがるのかどうか。。。
　
追記;そういえば巷では、松屋の牛めしを美味しく食べるための方法として、岩倉スペシャルというのがあるそうですが、、まだ試してないですね。なんでも、生卵にカルビソースと七味を大量にいれてかき混ぜたものを牛めしにかけるというものらしいんですが、、、。美味しい美味しくないは別として、それはすでに牛丼とは別物になっているような気が^^