尖閣諸島ビデオ 一部公開

　尖閣諸島問題のビデオが一部公開されたけれど、、、あの公開の仕方で果たして意味があったのだろうかとやや疑問です。使うなら、外交カードとして大々的に使う。使わないなら、それも一つの外交カードの武器として使う。そういう方法はなかったのだろうかと思います。　
　今日も今日とて、ロシアの大統領は北方領土の国後島に上陸するし、民主党政権になって、中国の外交問題を筆頭に大変な状況が続きますが、よい面を見れば、アメリカや中国、ロシアの真意が見えてきて、国というものをしっかりと考える下地が出来たのだとも思います。
　現菅政権のよくない面だけを声高に非難するよりも、どういう方向に日本は進むべきかは考えるべきだと思いますね。どこが悪い、何が悪い、というだけではなんにも変わらないし、こういう中でベトナムに原子力発電所を二基販売できたのは今までの自民党ではできなかった大金星であったりもします。民主党ってものすごい失策もするけれど、大金星もあげるから侮れません。
　今日も今日とて、ロシアの駐日大使を呼びつけるといういまだかつて誰もやったことがないような高圧的な態度に出たと思ったら、岡田幹事長は年末に中国に十人ほどの議員で乗り付けるという、、、、英断と愚昧ともいえる政策・施策が混同されますもんね。