小説・漫画好きの感想ブログ

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「よんでますよ、アザゼルさん」5巻 久保保久著 感想

 ずいぶんと漫画の紹介も溜まっているので、駆け足的になっちゃいますが、、、。
 じわじわと人気をあげてきている、悪魔漫画の「よんでますよ、アザゼルさん」最新刊です。
 グリモアと呼ばれる悪魔召喚の書を使って、魔界から悪魔を召喚して事件を解決する悪魔探偵の活躍を描いたギャグ漫画というのが本筋ですが、、最近ではちょっと本筋から外れてアクタべさんという探偵はあまり事件に関わってこず、地上に召喚されたアザゼル、ベルゼバブ、アンダインなどの三等身悪魔たちが繰り広げるドタバタギャグになっています。
 この巻でも、アンダインという嫉妬を司る悪魔が、天使との合コンやデートで笑いを取ってくれます。このアンダイン、うざい女をこれでもかこれでもかとカリカチュアして演じてくれるのですが、これがとてもツボでした。むかーしまだ合コンに無理矢理つれていかれた時に、こーいう女性、確かにいましたし対処にものすごく苦労した覚えがあります。いや、自分は全然もてる方ではないですし、むしろ全くもてないダメな男性ではあるんですけれど、ついつい笑ってしまいました。
 あと、この巻では、前前巻で死亡した悪魔、モロクの一族が復活して登場します。
 前に死亡して消滅されられたモロクの仇討ちに地上に出てくるのですが、ものの見事にアクタべに返り討ちにあってしまいます。素手で悪魔を殴り倒すアクタべの正体を彼は知ったようなのですが、、いつか本編に戻ってくるのでしょうか。忘れた頃の伏線になるんでしょうね、きっと。
 

よんでますよ、アザゼルさん。(5) (イブニングKC)

よんでますよ、アザゼルさん。(5) (イブニングKC)