「ベルセルク」35巻 三浦健太郎著 感想
今年275冊目の紹介本・漫画本です。
待望のベルセルクの新刊です。漫画世界のヒロイック・ファンタジーといえば筆頭に挙がる作品の最新刊です。
前作で命の樹が崩壊したために、世界中に現実と幻想世界の垣根が崩れてしまったこの世界。ガッツ達一行は、海の彼方で一応人間だった髭海賊と、海の魔物に取り込まれてしまい幽霊船となった髭海賊と戦うことになります。真っ黒なタッチの画面の中で、黒い剣士のガッツが大剣を振り回し、義手に仕込んだ大砲をぶっぱなす。その先で幾多の魔物、怪物が倒されてゆく。。。
いかにもベルセルクらしい展開で、変なたとえですが、なんだか懐かしい世界に帰ってきたような感じを受けます。
今回の敵は、どことなくクトゥルー的な雰囲気が見えたりして、そのあたりのキャラデザインや造型も楽しみなんですが、、果たして次巻はいつ出るのか、本誌のほうも滞りがちな感じなのが気になります。
アニメ化も再スタートするとか、いい意味でのサプライズがあるだけに、そっちが気になります。
- 作者: 三浦建太郎
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/09/29
- メディア: コミック
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