「風は君に属するか」 銀色夏生著 感想
なんかちょっと疲れ気味ですね。この暑さは本当にバテを生みますね。近畿は酷暑日がひたすら続いていて雨もほとんど降らないので余計に暑いです。帰宅時に部屋の室温を見ると、夜9時を過ぎているのに37度くらいありますから、全部屋、速攻で風を通してフルにクーラー、扇風機のダブル対処に、アイスコーヒーです。
それでもなかなか冷えません。
ということで、仕事帰りにマッサージをちょっとしてもらいにいってきました。歩く仕事でもあるので、足裏とかも入念にやってもらったんですが、左はなんともないのに右はちょっと痛い。身体のバランスが崩れているんでしょうか。
さて。
そんな所帯くさい話はおいといて、今日のご紹介本は詩集です。
リルケでも啄木でも、コクトーでもアルチュール・ランボーでもないですし、いわんや俵万智でもないんですが、僕が唯一といっていいくらい毎回買っているのがこの銀色夏生さんの詩集の最新刊がこれ。
巻によってニュアンスは少し違うんですが、変に飾っているわけでもなく、素直な心のありようを、時に明るく、時に思い入れたっぷりに、時に切なく、甘く、狂おしく、語りかけるようなタッチで書かれるこの方の詩集はわりあいと素直に心に残るのです。恥ずかしいので引用とかはしませんし、今回のこの「風は君に属するか」はちょっと気恥ずかしい雰囲気なので、万人にお勧めという感じではないですが、、、この方の本でなくてもいいので詩集をまれに読むのはなかなかいいものですよ。詩集を読むと少しだけ気分が優しくなれる気がして、この本でなくてもお気に入りの詩を一つ二つ口ずさむとなんだかそれだけでちょっと心が軽くなったりもして。
なんだかまとまりがつかないですが、、、(まぁ詩集ってあんまり解説とかいれると野暮ですし)。
- 作者: 銀色 夏生
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/08/25
- メディア: 文庫
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