「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 美崎栄一郎著 感想
ビジネス書です。
ビジネスマンである以上、ノートの使い方、まとめ方には永久的に苦労していくことで、決してこれが最終解決なんてものはないんでしょうから、、こういうのをいくら買っても駄目なのかも知れませんが、、、少しずつプラスになることはあるし、どこかに「これは!」とびしっと自分にしっくりくる感じのものが出るのではないかと、こういう本が出るとついつい気になって買ってしまいます。前は買うたびに悩んでいましたが、最近では何か一つでも得れるものがあればいいか、割り切って買ってしまいます。
本書の作者がいうには、ノートは三つに分けるのがいいんだとか。母艦ノート、スケジュールノート、メモノート。母艦ノートは最終的に全てがそこにたどり着くノートでしっかりと書きこまれた、それを見れば全てがわかるノート。スケジュールノートはできるだけぺらぺらにしたもので、デジタルでなくアナログで相手とみせあってすぐにスケジュールを埋めれるのがいいんだとか。最後にメモノートは、よくあるパターンながら小さいノートでいつでもどこでもあらゆるアイデアや買い物、todo、ちょっとした気づきをとにかくメモしておくものだとか。うん、確かに理屈はよくわかります。でも、、、実はこのやり方、自分もやったことがあるんだけれど駄目だったんですよね〜。これは几帳面な方でないと厳しいかも知れません。
ただ、この本の中に出てくる次の二つの考え方はなるほどなと早速利用させてもらうことにしました。
一つは、スケジュールバッファ。
スケジュール帳にあらかじめ何も予定をいれない日を先にいれてしまうという考え方。週一くらいでいれているようなんですが、確かにこうすれば急な仕事が入ったり、急な書類をつくらなきゃならなくなったり、書類をまとめたり、アイデアを出したりして企画を急ぎで作らないといけないというときに、日常業務に引きずられていいものが出来なくなることを防げますね。これはいいやり方です。
もうひとつがA書評。これは何かというと、本を読んだときにこれは自分が実際に使えるな、活用できるなと思ったActionを抜き書きして、まとめ、すぐに実践すること。その本全部を自分のものにして、或いは自分のやり方とかえるのは難しいですが、一部簡単にまとめてすぐに使えるようなものだけ実践するのはこれもなかなかうまいアイデアで早速活かそうと思います。
思っていたパターンというか、展開の本ではなかったけれど、この二つのことだけの収穫で良しとしましょう。
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 (Nanaブックス)
- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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