小説・漫画好きの感想ブログ

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「ドロねこ9」2巻 奥瀬サキ著 感想

「低俗霊狩り」「コックリさんが通る」の奥瀬サキさんの最新刊です。
 最近だと、「低俗霊DREAM」や「低俗霊MONOPHOBIA」の原作といった方がいい奥瀬サキさんが、ゆっくりながら新刊を出してくれています。
 内容は、、、、まじりものと呼ばれる人間と動物の精霊が融合した存在が、人間界でこっそりとそれぞれがそれぞれを認識しつつ裏稼業をしているというお話で、主人公はその特性を活かして泥棒家業をしています。前作のときにも書きましたが、「コックリさんが通る」と世界観は同じですので、いずれ「コックリさんが通る」のメンバーも登場する気配です。また今作では、その獣人化できる人間が警視庁の一部にそれ専用の部隊として存在しているという話になってきたので、そういう意味での大きな闘争物に化けれる伏線がはられたと解釈してもいいかなと思います。
 昔と違って更にクセのあるタッチになっているので、好き嫌いが別れるかも知れませんが、往年のファンとしては頑張って欲しいです。

ドロねこ9 2 (バーズコミックス)

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