小説・漫画好きの感想ブログ

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「医龍」23巻  乃木坂 太郎 (著), 永井 明 (著)

 心臓外科の天才外科医たちを中心に据えた、医療漫画の「医龍」最新刊です。
 前巻で、同僚というかライバルの国立医師の息子の飛び降り自殺を防ぐために自分も重傷をおい、逆に緊急心臓開胸手術を受けることになってしまった主人公の朝田龍太郎。彼を執刀することになったのは、あろうことか他の外科医たちではなく、彼のもとで研修医としての修行を積んでいた伊集院。まだ研修医の彼が執刀するということで、周囲は大パニックになるのですが、伊集院はいよいよ外科医としての第一歩を踏み出す。
 その胸のうちは、医者として患者を救いたいという当たり前の気持ちと、手術自体にわくわくする外科医の性が同時に存在している。。。
 医療漫画ものとして、やっぱり読み応えがありますね、この漫画は。個人的には「ゴッドハンド輝」や「スーパードクターK」みたいな荒唐無稽ながら楽しい作品も好きですけれど、ハードでシリアスなこういうのも大好きです。

医龍 23 (ビッグコミックス)

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