小説・漫画好きの感想ブログ

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「ONE PIECE ワンピース」57巻 尾田栄一郎著

 いまさら何の説明もいらない、鳥山明のドラゴンボールにつぐ国民的人気ナンバーワンの漫画になった「ワンピース」の最新刊です。いつもならば、週刊少年ジャンプ誌上で読むのでコミックスは買わないのですが、この57巻は、ワンピースにとっては勿論ですが、コミックスとして史上初の「初版発行部数300万部」というとんでもないギネス級の発行部数達成の一冊ということもあって、記念碑的に買う事にしました。
 300万部。
 漫画なのに、というべきか、漫画であってもなお恐るべきというべきかの数字です。おそらくどんな雑誌の発行部数もジャンプを除いてはここまでいきません。ということは、文句なく一番売れた本ということになります。凄いですねぇ。と素直に感服します。
 ストーリーもマンネリにならないし、キャラクターも無限に増えるし、特にこの数巻は主人公のルフィ達のチームが離ればなれになったままなのに、テンションはずっと高いまま。話としてもずっと進んでいるわけで、ドンドン盛り上がっていってインフレ気味に色々な強敵が新旧取り混ぜて登場していて、と漫画的にもいうことがありません。
 強いて難をいえば、コミックスを初めて買ってみて思ったのは、コミックサイズだとやや絵柄が見にくいのと迫力がスケールダウンすること。他の作家さんには感じたことないくらい、変に小さく見えました。
 たぶんこの人の絵は週刊のジャンプサイズ、いわよるB5版にジャストフィットするのでしょうね。

ONE PIECE 57 (ジャンプコミックス)

ONE PIECE 57 (ジャンプコミックス)

 ちなみに一番好きなキャラはウソップと、サンジです。