小説・漫画好きの感想ブログ

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「きららの仕事-ワールドバトル」 6巻 早川 光 , 橋本 孤蔵 著

 今年37冊目の御紹介本。
 寿司があんまり好きではなかった自分がちょっと寿司好きになったきっかけのマンガです。「きららの仕事」本編がいったん終わって、今では「ワールドバトル篇」という、寿司の世界大会篇が始まっていて、これはその第6巻です。 
 この6巻に限らず、このマンガでは寿司職人たちがネタ、シャリ、技法、独創性などを競って戦う完全バトルを繰り広げるといういたって集英社のりな展開を繰り広げるのですが、これが実に面白いのです。筋肉を極限まで鍛えた、どう見てもヤクザ風なライバルがいるかと思えば、本物のごろつきな転載職人もいる、古風な技の継承者も、海外で活躍中の新しいタイプの寿司職人もいる。もちろん、いまどきの漫画なのでイケメンだったり、パティシエ出身の職人もいる。
 そういうメンバーが集まっての戦いなので、荒唐無稽な部分も勿論多いんだけれど、娯楽作品としては十分水準を越えています。
 今回、主人公のきららは弟弟子と対決。

きららの仕事 6 ―ワールドバトル― (ジャンプコミックスデラックス)

きららの仕事 6 ―ワールドバトル― (ジャンプコミックスデラックス)