美食の日々 鳥新と鈴蘭

　こんばんは。
　今日は一日美食の日でした。
　昨日もここにちょっと書いておいた、滋賀というか福井といったほうがいいのか、滋賀県の奥の長浜に「鴨」を食べにいったのがお昼。そして、近所のハルピン料理のお店に中華を食べに行ったのが夜、と今日はなんだかちょっといい料理屋さんをはしごしての美食の日々でした。
　　
　まず鴨は、長浜の「鳥新」というお店。
　こちらは天保５年に創業したという、お店の人いわくは鴨料理としては滋賀県でも最古参のお店だとかで、古い日本家屋を利用したお店で古色も十二分に出ており、雰囲気も含めて抜群のお店でした。壁には明治の文豪や、詩人などの直筆色紙などが飾られ、そこかしこには鴨をかたどった置物などがあったりとそういう背景もあって出された鴨鍋がさらにおいしく感じられました。
　メニューに関しては、一切の選択の余地なしで、要予約でお値段もそれなりに1万円を超えますから強気な設定ではあるんですが、納得のお味でした。他の店とは違って、天然の真鴨の青首のみを使用というこだわりもさることながら、鴨の骨からとっただし、味わいを深めるために作られた、なんこつとあばら骨を２時間ほど徹底的にすり潰して作ったつみれ団子、そして太い芹。これが実にいい味わいで、、たまりませんでしたね。
　実にいいお店でございました。
　
　また、夜は近所の中華料理屋さん。こちらは鈴蘭さんというんですが、連れが頼もうとしていたフカヒレの姿煮は残念ながら品切れだったのですが、かわりに頼んだ酸辣湯や酢豚、トマトと牛バラ肉の煮込みなども美味しく、こちらも満足でした。夜のほうのお店は時間も少なくやや駆け足となりましたが、他のメニューもまた色々頼んでみたいなと改めて思わせる出来でした。
　てなことで、今日の休みは美食の日々でございました。
　さて。これから〆に、至福の珈琲です。こんな日々ばっかりだったらいいんだけれどなぁ。。