小説・漫画好きの感想ブログ

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イングロリアス・バスターズ 

 イングロリアス・バスターズ
 ヒットラー暗殺計画? あぁ、あのつまらなさそうな奴、、、と思っていたらテレビでのCMを見ていたらなかなか面白そう。もっとシリアスでつまらない話のはず、、と思っていたし、もっと前に公開していなかったっけ? と思ったら、それはトム・クルーズが主演した「ワルキューレ」だった。あちらはシリアス路線で大コケしていたので、あれとすっかり勘違いしてしまいましたが、こちらは、ブラッド・ピットクエンティン・タランティーノの映画。
 タランティーノ映画ということで、「パルプ・フィクション」や「キル・ビル」ノリのよう。CMを見る限りでも、楽しくて、馬鹿馬鹿しくて、しかも派手という印象が強くて、実に面白そうに見える。基本的にB級映画が好きなので、好みど真ん中です。ヒットラーが「ナイン! ナイン!! ナイン!!!」と叫ぶのに対してブラッド・ピットが「イエス! イエス!! イエス!!!」と叫び返すシーンだけでも楽しさが伝わってきます。ひさびさに見にいきたい映画です。
 ただ、アメリカでの大ヒットは、これは実はユダヤ人の対ナチス暗殺部隊が活躍する話だからユダヤ人が大喜びして見にいっているんだなんていう穿った話も出ているから、このあたりの時代を描いた映画はなかなかに日本とはまた見ている感覚が違うのでしょうね。