小説・漫画好きの感想ブログ

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「バーテンダー」15巻 城アラキ・長友健篩著 感想

 バーテンダーの最新刊です。
 最近はまったくお酒を飲めない状態なので、この本は本当は身体に毒ですが、どうしても読みたくて読みました。
 今回収録されているのは、「神のグラス」佐々木溜の過去につながる政治家と新聞記者の戦いの話と、「Mr.パーフェクト」葛原の過去も登場する水の物語。どちらも大変味わいに富んでいるお話でした。カクテルを使って事件を解決するというのではなくて、あくまでも酒を小道具にしたドラマという感じでとてもスマートにまとまっていました。 
 勿論、出てくるお酒やカクテルがとても飲みたくなります。特に今回登場のカクテルの中ではシャトルリューズを使ったサンジェルマンというカクテル。グリーンの美しいカクテルのようで、それが頭の中に素晴らしく綺麗に思い浮かびました。
 元気になったら、お酒が飲めるまで回復したら、是非にご近所のバーで一杯飲みたいものです。自分のお店で飲まないのか? というツッコミが聞こえてきそうですが、うちのバーではまだまだそんなレベルのカクテルは作れないのです^^

バーテンダー 15 (ジャンプコミックスデラックス)

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