「バーテンダー」15巻 城アラキ・長友健篩著 感想
バーテンダーの最新刊です。
最近はまったくお酒を飲めない状態なので、この本は本当は身体に毒ですが、どうしても読みたくて読みました。
今回収録されているのは、「神のグラス」佐々木溜の過去につながる政治家と新聞記者の戦いの話と、「Mr.パーフェクト」葛原の過去も登場する水の物語。どちらも大変味わいに富んでいるお話でした。カクテルを使って事件を解決するというのではなくて、あくまでも酒を小道具にしたドラマという感じでとてもスマートにまとまっていました。
勿論、出てくるお酒やカクテルがとても飲みたくなります。特に今回登場のカクテルの中ではシャトルリューズを使ったサンジェルマンというカクテル。グリーンの美しいカクテルのようで、それが頭の中に素晴らしく綺麗に思い浮かびました。
元気になったら、お酒が飲めるまで回復したら、是非にご近所のバーで一杯飲みたいものです。自分のお店で飲まないのか? というツッコミが聞こえてきそうですが、うちのバーではまだまだそんなレベルのカクテルは作れないのです^^
- 作者: 長友健篩,城アラキ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/11/04
- メディア: コミック
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