「いのち屋エンマ」3巻 富沢順著 感想
1巻、2巻も買っていないんですが、富沢順さんの作品は好きなの(例えば「学園情報部H.I.P」とか「ビジネスコマンドー YAMAZAKI」とか「コマンダー0」とかね)と、「JIN」や「医龍」で医療ドラマものに最近興味があったので、つい買ってしまいました。すると、いきなり最終巻でした。
天才的な腕をもつ外科医師が、現代科学では治せない奇病にかかりコールドスリープにかけられた自分の妹の冷凍維持費用を稼ぐ為に闇医師として活躍するという筋立てであったようですが、富沢さんと医者ものというミスマッチがうまく融合していてそれなりに楽しめる作品でした。富沢さん、画力がどんどん上がっているから、医者ものとか手術シーンとかも違和感がなく読めました。
ただ惜しむらくは、キャラがわりと平板だったことでしょうか。笑いがもっと入った作品のほうが彼にはあっているような気がします。しかし、、1巻2巻もまったく知らないうちに出てなくなって店頭からなくなっていたんだなぁ。。
- 作者: 富沢順
- 出版社/メーカー: 日本文芸社
- 発売日: 2009/10/08
- メディア: コミック
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