小説・漫画好きの感想ブログ

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トヨタ一転 温暖化ガス25%削減へ全面協力

おはようございます。
 先日までは鳩山首相の地球温暖化ガス排出25%削減に大反対だった経団連の中でもとくに強硬だったトヨタが、いきなり一転、政府方針について積極的にアクセルを踏んで協力するという発表を行ないました。
 プリウスを始めとするエコカーでさんざん儲けているのにという世論からの批判もさることながら、アメリカでのプリウスなどのリコール(まぁあれはどう考えても技術的な問題ではなくてマットのほうの問題みたいですが)を受けて、これ以上イメージ悪化をする前に、よいイメージを出していこうという戦略変換の匂いがプンプンしますが、それでも結果がよい方向へ行くならそれもありです。

CO2削減「アクセル踏む」 トヨタ社長
 トヨタ自動車豊田章男社長は2日、日本記者クラブで会見し、政府の温暖化ガス削減目標について「(政府が)どういう施策を採ると実現できるかを検討している」と述べ、政策などへの要望を行っていく考えを示した。鳩山新政権が温暖化ガスを2020年までに1990年比で25%削減することを目指すのに対し、企業が排出量を減らす場合の優遇措置などで政府と意見交換する意向とみられる。産業界では25%の削減目標は厳しいとの見方が増えているが、今後達成への具体策についての議論も広がる可能性がある。
 豊田社長は「(政府が打ち出した目標に)ブレーキをかけるのではなく、アクセルを踏んでいく」と表明。実現に必要な策を「社内で現在、スタディー中」だと語った。“脱石油社会”の到来は避けられず「電気自動車や燃料電池車などの投入を考えざるを得ない」とし、商品化を進めるハイブリッド車だけでなくあらゆる種類の環境対応車の開発・普及を加速させる方針を強調した。