小説・漫画好きの感想ブログ

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鳩山首相 外交デビューの骨子

鳩山首相、国連演説、日露首脳会談、日中首脳会談、日米首脳会談と怒濤のスケジュールを無事にそつなく終えたようですね。その期間に国内でも各大臣が休み返上で働いていたのはなかなかに好感がもてる感じでした。まぁまだまだ実質の政策が具現化しているわけではないのですが、何かが変わった感じは未だにあるのでこの調子であとは景気が上向いてくると嬉しい限りです。

 国連演説冒頭、首相は「日本国民は総選挙で政権交代を選択した。日本の民主主義、国民の勝利だ」と強調した。日本の国連加盟が承認された1956年当時の首相、祖父・鳩山一郎氏について「友愛思想の唱導者」と紹介し、「友愛精神に基づき、世界の架け橋となるべく全力を尽くす」と訴えた。
 その上で「日本が架け橋となって挑むべき五つの挑戦」として、(1)世界的な経済危機(2)気候変動問題(3)核軍縮・不拡散(4)平和構築・開発・貧困(5)東アジア共同体の構築−−の5項目を挙げた。

 経済危機対応では「新しい日本はグローバリゼーションに適切に対処する必要がある」と言及。「光の部分を伸ばし、影の部分を制御する」と訴えた。気候変動問題では、温室効果ガスの削減目標「2020年までに90年比25%減」に改めて言及、各国の合意を呼びかけた。
 また、平和構築ではアフガニスタン復興支援に関連し、「職業訓練などの社会復帰支援の検討」をうたい、パキスタンへの支援も表明した。