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民主党・社民党・国民新党で連立政権樹立 鳩山内閣へ

社民党がなかなか折れなくて延び延びになっていた連立政権もようやく樹立となりました。 
 社民党国民新党は数は少ないですけれど声が大きい政党だけに、延び延びにはなったけれど下手に民主党がおれて将来の瓦解の種を作らずに合意したことはまずは手堅い運営でよかったのではないでしょうか。さて、あとは組閣と実際の政権運営ですね。

民主、社民、国民新3党は9日、国会内で党首会談を開き、連立政権を樹立することで正式合意し、合意文書に調印した。民主党鳩山由紀夫代表を16日の特別国会で首相に指名し、連立内閣を発足させる。
 合意を受け、鳩山氏は会談の席上、社・国両党に党首クラスの入閣を要請。国民新党亀井静香代表は会談後、鳩山氏に電話で「どういう立場で働くかはお任せする」と伝え、自身の入閣を受諾した。社民党福島瑞穂党首も入閣の見通しだ。鳩山氏は内定していない閣僚の人選を急ぎ、週内にも陣容を固める方向で作業を加速させる。
 鳩山氏は記者会見で「国民の暮らしを正しい方向に導くため、働く連立政権をつくる」と語った。
 3党は政策合意で、「家計への支援を最重点と位置づけ、可処分所得を増やし消費の拡大につなげる」と表明。政権担当期間中は消費税率5%を維持する方針を明記した。
 外交・安全保障では、民主党社民党に譲歩し「沖縄県民の負担軽減の観点から日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地の在り方について見直しの方向で臨む」との表現で折り合った。国民新党が求めた郵政民営化見直し法案と民営化会社の株式凍結法案は「速やかに成立を図る」とした。
 また、3党の党首級による「基本政策閣僚委員会」を閣内に設け、結論を閣議にはかることで合意。予算編成の基本方針などをつくる「国家戦略局」は民主党だけで始動し、社・国両党の参加は今後検討する。